はまぐりにHITOMEBORE

ア●サー女オタがSexy Zoneにハマった

彼らの活躍をおばあちゃんのような気持ちで見守っています。

Welcome to Sexy Zone(マジなやつ)

はじめまして。浅羽と申します。2か月ほど前に何故か突然Sexy Zoneにハマッたのですが、ジャニ友達もいないし右も左もよく分からないのでとりあえず引き籠って日々セクゾちゃんの色々な動画を漁りまくっているうち「あれ…?なんかもう5年来のファンな気がしてきた…」と気持ち強気になってしまった新参者です。風磨にガチ恋していますが一番頑張って欲しいのはそちゃん、幸せになって欲しいのはマリ、しょうりには美味しいものを与えて一日中キュヒ顔を眺めていたい健人ファン。

日々彼らへの愛おしさで爆発しそうになっている為、この想いをアウトプットすべくブログを開設いたしました。ツイッターでは書ききれないリビドーをここに叩き付けられたらいいなと思っております。よろしくお願いいたします。

 最初なので、根っからの二次元オタであったわたしがSexy Zoneに堕ちることになった経緯をドキュメンタリーっぽくつらつらと。

 

 

 Sexy Zoneという名前は知っていた。というより名前しか知らなかった。ジャニーズという日常から隔絶されし世界に触れずに育ってきたわたしには、嵐やKinKi、SMAPTOKIOレベルのベテラン勢くらいしかメンバー全員の名前を言えるグループは無かった。

「ジャニーズの若い子」と言えば忍たま乱太郎のEDを歌っていたくらいの記憶しかない。あの頃はきり丸と土井先生しか見ていなかったし、今思えばあれはHey!Say!JUMPだったような気もする。彼らがデビューした時の記憶は確かにあるのだが、「Sexy Zoneてwwwこの子らいくつだよwww」と草を生やしていた記憶すらある……。メンバー個人の名前など勿論知らず。「あぁ、山田涼介がいるとこ?」程度の認識しかなく、今になってみれば当時の自分の肩を掴んで首が捥げ落ちる程強く揺すってやりたい。

 そんなセクゾとの出逢いは直近の11月。3年ほど付き合っていた彼氏と破局し暫く離脱していた二次元にすっかりUターンをキめていたわたしは、スパイとしてドイツに潜り込んだり怪盗団のリーダーとして心を頂戴したり喰魔と非難されながらも弟の無念を晴らすべく世界中を旅していた。これはこれで忙しかった。そう、オタクは忙しいのである。11月のとある土曜日、そんな絶賛「一人楽スィ~~~~~い!!」状態だった干物女子に大きな転機が訪れる。

友達がいないわたしは先に結婚した3つ下の妹とばかり遊んでおり、新婚だからとかそういう遠慮もなく隔週くらいのペースで家へ遊びに行っていた。そこで妹が最近ハマっているものがあるという話を、飼っているウサギの鼻のYをピンポーンしながら聞いていた。

「めっちゃかっこいいんだって!佐藤勝利きゅん!」と鼻息荒く語る妹が見せてきたのが、録画してあったMステだった。確か9月に放送されたもので、国歌Sexy Zoneを歌っていたような気がする。セクゾについての知識は全く無かったわたしでも、この曲は知っていた。耳に残るキャッチーなメロディーと意味不明な個性的な歌詞は、彼らの鮮烈なデビューと共に微かに記憶に残っていた。

「ふーん、かっこいいじゃん」。越前リョーマ風に頬杖をつきながら偉そうにイケメンを吟味する嫌な女である。だが、だいたい髪型と髪色で個を認識する二次元の住人であったわたしは、この時点で佐藤勝利中島健人の見分けが付いていなかった。今思えば信じられないのだが、ジャニーズに触れてこなかった人間としては割と一般的な反応だと思う。多分わたしだけじゃない。

絵に描いたようなイケメンが何人も、くるくると鮮やかに歌って踊っている。「あぁこういうの最近見たわ、アイドリッシュセブンで見たわ…」そんな気持ちでぼんやり画面を見つめていた。

そう、この時点ではセクゾにハマるなんて夢にも思っていなかった。

 

では何がきっかけだったのか。――Sexy Zone CHANNNELである。

1週間後、わたしはまた妹の家に居た。本当に友達がいない。

Mステを数回リピートして顔の特徴と「しょうり」「ケンティー」「ふーま」「そーちゃん」「マリウス」という名前を辛うじて頭に叩き込まされた後、次に妹に見せられたのがセクチャンの新年会回だった。

 

 すっっっっっっっっっげえ面白かった。 

顔の綺麗な男の子達がわちゃわちゃと高校生のようなノリで大騒ぎしているのである。可愛くない訳がなかった。その筋のお姉様方には分かる単語だと思うのだが、ノリがまさにオールキャラギャグなのだ。古今東西様々なジャンルを練り歩きあらゆる性癖の具現(同人誌)に触れてきたわたしの一番好きなジャンルがそれだと知っての狼藉か!切腹!って感じ。何かもう、ありがとうございますと、この時点で思った。

そこから転がり落ちるのは我ながら早かった。長い事オタクをやっているが、セクゾに転げ落ちた時の瞬間最大風速は大学生時代のテニプリのそれを超えたんじゃなかろうかと、自分の中で密かにレコードを更新した。

アルバムを揃えDVDを買い雑誌を買い曲を聴き込んで覚え動画を見漁り薄い本を買い画像を探しては保存し見返してニヤニヤし……四天宝寺中のジャージを着て全員のキャラソンをマスターしていたあの頃と同じ昂揚感。あぁ、これだ。これは今までわたしがずっとやってきたことだ。紛れもないオタク活動だこれは。楽しいに決まっている。

セクチャンの面白さは見ないと分からないと思うので敢えて書くことはしないが、是非見て欲しい。セクゾを好きになるきっかけは色々あると思うけれど、個人的にはセクチャンを入り口にするのをおすすめしたい。Sexy Zoneの5人の素顔を知ってから「ステージ上の」Sexy Zoneを見ると最早感無量で胸の重要めな血管が詰まりそうになる。

 

そんなこんなで、今やすっかりセクガル(ガールという歳ではないがきっと健人は年齢問わずガールと呼んでくれよう)となり、一日中5人の過去現在未来について思案を巡らせている。元々考察厨●女子なので、純粋にキャーキャー応援したいというよりはどちらかというと草葉の影から彼らをそっと見守り根も葉もない妄想考察を張り巡らせている方が体質的にしっくり来る。

が、そこはやっぱり三次元アイドル。テレビに映る彼らをキャーキャー騒ぎながら応援するのもすごく楽しい。すごい女の子してるって感じ。もうちょっと若い頃にハマっていたら、きっとキラキラなティーンエイジを送れたのだろうなぁと思うと、わたしを此方側に引きずり込んだうちはサスケくんの事を少し恨めしく感じる。

ただ、この歳になってハマって良かった事もある。金だ。金はある。貢げる。CDやDVDを買う事に躊躇しない勇気。……と高を括っていたのだが、ジャニオタって大変なんだな……という現実をひしひしと噛み締めている。まず雑誌。こんなの全部チェックしようとしたらキリがない。たった1ページの為に毎月何冊の雑誌を買えばいいのか分からない。そしてCD。何バージョンあるねん!!!!!とキレそうになるくらい、特典映像他で別バージョンを出してくる。こんなの全部揃えたら恐ろしい金額になる。これにコンサート、舞台……金を落とさねばならないポイントはまだまだある。ある程度の節度を持たないと冗談抜きで破産しかねないので、たまに振り返って冷静になる時間も設けようと思う。大人だからね。

 

今度のツアーに行けるのかハラハラしながら、何度目か分からないセクチャンを見る毎日。ここ最近の口癖が「金なら出す……」になっているダメな大人が、ブログという形でにわかなりにセクゾの魅力を紹介していきたいと思う。

彼らはもっと知られるべきなのだ。

だって、知ったら絶対好きになる。