はまぐりにHITOMEBORE

ア●サー女オタがSexy Zoneにハマった

彼らの活躍をおばあちゃんのような気持ちで見守っています。

花束を、君に

こんばんは、浅羽です。

セクゾ布教の為にはまずメンバーの紹介からやるべきところだとは思うのですが某作家様の某冊子(何とは言わない)を読んでいるうちセクゾと「花」の親和性ヤバくない…?とザワザワし始め、気が付いたらものすごい勢いで文をしたためておりました。Sexy Zoneと言えば「薔薇」というのはファンでなくとも知っている事実ですし今更敢えて語る事もありません。

今回は薔薇以外の花々を彼らに持たせたいッ…いやむしろ見立てたいッ…!メンバーのイメージカラーやイメージナンバーを考えてキャッキャするのが楽しいように、彼らに似合う花を妄想するのも楽しいのです。とはいえ、彼らのパーソナルな紹介をする前にイメージフラワーを語るのはちょっと順番が違うかなと思うので、メンバーの「歌声」をそれぞれ花に見立てたら…?という自己満考察を書いて行きます。いやその順序もどうなんだよ。

※独断と偏見による超個人的意見です。

 

セクゾのみんなの歌声は花束みたいだな、と思います。それぞれに強い個性があってオリジナルのカラーもちゃんとあるのに、邪魔し合うことなく、五人がお互いを引き立て合うように寄り添って咲いている花束のよう。
五周年記念のベストアルバムのA盤、色とりどりの薔薇をバックに五人が写っていましたね。それ自体はお祝いの花束的な意味だったのかもしれないけれど、クソペラいジャケットを見てそんな風に感じました。当方花にはあまり詳しくないのでもっと他に相応しい花がある!と言った異論は受け付けます。むしろ教えてセクシーガール。

セクゾの曲はやはりふまけん(しょり)がメインで歌っているので、普通にアルバムを聴いているだけでは聡マリの歌声に触れる機会があまり無いんですよね〜。絶対にぃキミィを落としたい〜ン♡
ソロコンとか行ってれば分かるのかもですが、ソロコンのBlu-rayは水曜にならないと届きません。ぐぬぬ…。と言う訳で、弟組については知っている限りの感想でございます、悪しからず。


中島健人
我らが健人中島は大輪のオリエンタルリリ

色は目立つ華やかなオレンジか黄色かな。まず目に入る=耳に届く、クリアで鮮やかな声は花束の中心に据えるのにぴったりで、どの花よりも堂々と誇らしげに咲いている印象。「俺を見て!」とアピールしてくるような底無しの情熱。
語弊があるかもしれませんが、まさに人の目の楽しませる為に改良され、最も美しい状態で咲いているオリエンタルリリー。色っぽさを意識してやっているんだろうなと聴いて分かるほど、とにかく艶やかに麗しい。でもどこか、どこか切なさを孕んでいる面もあったりして。そんな彼の中の二面性についての妄想考察を始めると歌声から話題が逸れる上に多分4日半くらい掛かるので割愛します。

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菊池風磨
同じように圧倒的な歌唱力の風磨はラナンキュラス

高音の美しさと安定感、イケイケの低音ふまラップ。優しかったり激しかったり、しっとりしてたり憂いを帯びてたり。曲によってここまで声色が変わるのはすごいなと純粋に思う。歌手かよ。歌手だった。
そんな風に何種類もの顔を持つ歌声は、グラデーションを帯びた何十枚もの花弁が折り重なるラナンキュラスみたいな花じゃないかなと思います。底が知れないポテンシャルと腹の内を読ませないようなミステリアスな雰囲気は、それこそまさに沢山の花弁に包まれた花の中心で「…内緒♡」とあのもっちり唇に人差し指を当て逸らしていた視線をやや乱暴に此方に向けて口元をニヤッと吊り上げア゛ア゛ァ〜〜〜〜抱いてくれ〜〜〜〜

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松島聡
そちゃんはブルースター僕の富士山麓の湧き水のように透き通った綺麗な歌声は決して健人みたいに目立つタイプの声ではないけれど、暖色系の花束に差し色を添えるみたいな涼やかさがある。アルバムを聴いていると、本当に彼のソロパートは少ないんです。わたしの中のワンガリ・マータイさんMOTTAINAI!」と声を荒げていますが仕方あるまい。それでも、ふとそちゃんの歌声が聞こえると「あっそちゃん…♡」と笑顔になる。声質としてはザ・王道アイドル〜!という爽やかな感じ。もっともっとたくさん歌って欲しい。

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マリウス葉
マリは一番悩んだ。だって、印象がころころ変わるんだもの。最初こそ五周年ベストのDisk1ばかり聴いていたので、『Lady ダイヤモンド』で「イェイイェーーーイ!!」と叫んでいた頃のキャピるんショタ声の印象が強すぎて、次に聴いた『Congratulations 』の「要らないものは〜全部捨てよう〜」本当に誰だか分からなかった誰ッッッだこのアダルティでSexyな艶ボイスは…!?と思ったらマリだった。
紫ががったピンクの小ぶりなシンビジュームかな?と。Sexyな英語歌詞の艶やかさと、でもやっぱり可憐で可愛い二つの面がある。花束に向いている花かどうかは知りませんが、それ一本だけでも充分絵になるランの一種ではないかなと思います。そちゃんと同じく、もっと歌って欲しい。

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佐藤勝利
しょうりはかすみ草儚くふわりと舞い落ちる雪のようなひとひら控えめで優しい小さな花。鮮やかさは無いが花束には必ずと言っていいほどよく使われ、無くてはならない存在感がそこにはある。
しょうり曲の中ではやはり『Last Winter's Night』が印象的。ウェルセクではさだまさし風に弾き語り、その消え入りそうに儚く切ない歌声にババァは涙が止まりませんでした。
好きな人を恋しげに遠くから見つめるように、縋るように胸に響いてくる掠れた小さな声は、それだけで物語になりそう。書き出しはこうだ―――

 もう春も近いと言うのに、その日の晩は雪だった。黒いアスファルトに白い粒が落ちては吸い込まれていく。終わりのない冷たいリフレインを、私は駅前のベンチに腰掛けぼんやりと見つめていた。
理由など無かった。ただ、家に帰りたくなかっただけ。子供のような言い訳をも飲み込み、無音の粒はしんしんと降り注いでゆく。このまま雪と一緒に溶けて、消えてしまえたら。悲しむ人などきっと居ない。忘れられる事すら怖くない。私の吐いた溜め息は、どこか遠くに流れて消えた。
アスファルトの黒が雪を吸い込みきれなくなり、地面が白く染まり始めた頃、駅前の人の声も疎らになり、私の肩にも膝にも、白い綿毛が積もっていた。
――その時だった。さり、と静かに地面を踏みしめる音。積もり始めた新雪に跡をつけるだけの、軽い足音だ。
「……ねぇ」
一瞬、雪の音かと思った。あまりにそっと、柔らかく降ってきた声だったから。私は驚いて顔を上げた。
眼を見張るほど綺麗な顔をした少年が、無表情に私を見下ろしていた。空から舞い散る白い粒が人間の形を取っているのだと思った。彼は首を傾げ、私をじっと見つめている。
「寒くないの」
少年は少しだけ、ふわりと笑った。頬に落ち溶けた雪が少し、あたたかく感じた。
―――to be continued…(続かない)

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以上です。語りすぎて最後ちょっと小説になってしまいましたが無理矢理終わります。花束のような君たちに、ありがとうとがんばっての意味を込めた花束を贈りたい。あとソロコン円盤早く見たい。